ウェットフォーミングとも呼ばれたりして響きが何だかカッコいい。ヌメ革の可塑性を活かしたレザートレイとミニトレイ(※5/25更新)

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2023/5/25更新 ミニトレイ製作を復活しました!

※たくさん製作できないため「bag.bus本店BASEショップ」のみでの販売になります。(5/25)

現在購入可能なヌメ革の可塑性を活かしたレザートレイシリーズは下記になります。
・ミニトレイ https://bagbus111.thebase.in/items/35338167
・星型レザートレイ https://bagbus111.thebase.in/items/47652007
・長方形レザートレイ https://bagbus111.thebase.in/items/60942620


▶あえて個性の強い部分を使って製作しているレザートレイ

昨年の夏ごろにテスト製作してから安定した固さを求めて、遂に完成したレザートレイとレザーミニトレイ。
お家時間が増えてきた事もあってか、3月下旬頃からじわじわ人気がでてきました。

あたたかみのある質感と風合いが、置いているだけで目を惹くアイテム。
デスク回りや玄関先、リビングなどの小物癒し収納アイテムとしてぴったりです。

 

bag.bus111
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↓我が家では、リビングのTVボード横にアロマとチャンピオンカエル殿専用トレイになっております。🐸

▶ヌメ革の可塑性を活かしたレザートレイ

定番品として使用しているヌメ革は、天然シュリンクのためショルダー部分やネック部分は、トラ模様などが強く出ていて一枚一枚個性があります。
定番小物には、使いにくい部位も一点ものとして素敵な彩りアイテムになれば良いなと思い製作いたしました。

あえて個性の強い部分を使って製作しているので”トラ”と呼ばれる模様が大胆にあったり、天然シュリンク特有の型押しレザーにはない”シボ”も個性的です。

ただ天然素材であるため、一枚一枚革に含まれるオイル分なども違い、水のみで仕上げると固さが安定しないため、bag.busではレザー用の硬化剤を使用してます。
固さは目安は、紙皿程度を目指して製作しています。

レザートレイには、ステッチを加えてシンプルなアイテムをグッと引き立てるようにひと手間加えています。

小分けできるミニトレイも販売しています。
単独でお使いいただく事はもちろん、ミニトレイと合わせて使って頂くとより空間をおしゃれにしてくれます。

※ヌメ革の可塑性を活かしたプレート型 レザートレイは、2022年9月26日をもって製作販売を終了いたしました。
ご購入いただきましたお客様!誠にありがとうございました。

▶ミニレザートレイ ヌメ革の可塑性を活かしたミニトレイ

「しぼり加工」は、ヌメ革を水やぬるま湯に浸した後、型にはめ込み乾燥させる技法です。
ウェットフォーミングとも呼ばれたりして、呼び名の響きも何だかカッコいい。

下の画像は、型にはめ込み乾燥させた状態。
この後、不要な部分をカットして断面を仕上げ処理して完成です。

こちらのミニトレイには、指輪やピアス等のアクセサリー類やクリップやアロマの小瓶も入れたりできそうです。

単独でお使いいただく事はもちろん、レザートレイと合わせて使って頂くとより空間をおしゃれにしてくれます。

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ヌメ革の可塑性を活かしたミニトレイ:https://bagbus111.thebase.in/items/35338167
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※ヌメ革の可塑性を活かしたミニトレイは、一旦製作販売を終了いたしました。
またご要望等があれば、製作できればと思います。

ご購入いただきましたお客様!誠にありがとうございました。
(2023/5/23)再製作スタートしました。

 

使用革の特徴&植物タンニンなめし革について

レザートレイに使用している革は、植物の渋に含まれるタンニンで鞣した皮革。
ヌメ革やオイルレザーとも呼ばれる革です。

ヌメ革は、血筋やシワといった自然の印がそのまま残された豊かな表情を持つとても丈夫な革素材。
繊維が引き締って密なため、柔らかい上に強靭であり、擦り合わせると“ギュッギュッ”と新雪を踏むような鳴き声を上げる革。

表面に加工を施さずに仕上げるため、キズや変色などもある素材ですが、革本来の深い味わいが感じられ長くご愛用いただけます。
鳴く革とは、繊維が引き締って密なため柔らかい上に強靭であり、擦り合わせると“ギュッギュッ”と新雪を踏むような鳴き声を上げる革の事。

エイジング(経年変化)の良さと非常に滑らかな手触りで鳴き声と共に育てがいのある牛革です。

 

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「革鞣し」について、簡単にご説明。

ヌメ革と呼ばれる「植物タンニンなめし革」は、植物に含まれるタンニン(渋)という成分を使って鞣し加工した皮革の事。

タンニン成分は、緑茶や紅茶などにも含まれており、コップに付着する茶渋と呼ばれるものは、タンニン成分によるものです。

自然界には、タンニンを含む植物が多くあるのですが、革鞣しによく使われているのは、ミモザやチェスナットなどの植物から抽出したものが使われているようです。

ヌメ革のなめし方法は、とても大変で、タンニン濃度の違うプールのようなピット槽と呼ばれる水槽が沢山あり、このピット槽に順番に皮を漬け込んで皮にタンニン成分を浸透させていきます。
長い時間をかけてタンニン成分が浸透していく事により「皮から→革」になり「皮革」ができあがります。

ヌメ革は、タンニンで染まった薄い茶色に仕上がります。
ナチュラルレザー色でヌメ革と言えばこの色!といった印象があります。
すべてではありませんが、ルイヴィトンのバッグの持ち手部分がヌメ革を使用しているとして有名ですね。

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私が愛用しているブックカバーは、お手製ナチュラルカラーのヌメ革です。

ヌメ革は、エイジングといわれる長く使い込んでいくと革の中に含まれるタンニンが空気に触れ、酸化し味わい深い色味に変化していきます。
その変化が「エイジング」と呼ばれる「経年変化」生み、エイジングを付加価値として楽しむことができるのです。

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レザートレイの作品スペック

商品名:ヌメ革の可塑性を活かしたプレート型 レザートレイ
※2022年9月26日をもって製作販売を終了いたしました。
ご購入いただきましたお客様!誠にありがとうございました。

商品名:ヌメ革の可塑性を活かしたミニトレイ
※ヌメ革の可塑性を活かしたミニトレイは、一旦製作販売を終了いたしました。
またご要望等があれば、製作できればと思います。
ご購入いただきましたお客様!誠にありがとうございました。

大きさ:縦約8cm 横約8cm 厚み約2cm

カラー:5色
▲カラー①:キャメル1点
▲カラー②:チョコ1点
▲カラー③:レッド1点
▲カラー④:ブラック1点
▲カラー⑤:グリーン1点

▲素材 :植物タンニンなめし(牛革)

▲大きさ:縦約5cm(有効縦3.5cm)横約9.5cm(有効横8cm) 高さ約1.5cm

販売サイト:ヌメ革の可塑性を活かしたミニトレイ販売ページ

▶bag.bus公式商品販売サイト

BASEショップminne・creemaの3サイトで販売中!

オンラインショップで購入する ⇒ bag.busBASEサイト

minneで購入する ⇒ bag.busミンネショップ

creemaで購入する ⇒ bag.busクリーマショップ